流れを意のままに

発生するのは単なる水ではなく

水量の増す力

人間は世界から見ればたった一つの要素であり、小さな存在であるが、人間だって様々な細胞からできている生物であり、一言では表せない複雑なシステムで動いている。

大きなものを動かすにも小さな力が必要だが、小さな力を使うことで大きな力を作り出すこともできる。一つ一つは小さなものでも集まり重なり交わることで、大きくそして力強くその力を発揮すことができる。

そうやって社会だって経済だって動いてきた。一人一人ではできないような大きなことを、みんなで力を合わせて実現できたのは、そういった小さな力を大きなものへとまとめ不可能を可能にしてきたからだ。

流れを制御する力は、全体を動かす大きな力である必要はない。必要な部分に必要なだけの力が加われば、あとは流れのままに勢いを増し、全体が思いのままに動いていく。それを意図的に行ってものをシステムと呼んだりするのだ。

制御弁と意思決定

水の流れをコントロールするものに弁や栓という。少量の水なら弁などに頼らなくても管理することはできるが、量が増していくと管理するのが難しくなっていく。蛇口がない水道は大変なことになる。

蛇口から出る水を人の行動といったものに例えると、人間の行動をある程度は制御する法律や常識などの仕組みが必要で、何もしなければ人間は洪水のように危険な性質を表に出す可能性もある。

社会において会社において蛇口の役割をするのが、人間を管理する意思であり、意思のもとに作られたルールだ。大きなものを動かすときは、誰かが明確な意思決定を下さなければならない。

ちょっとした蛇口の緩み配管の間違いは、社会に大きな影響を与え、人々に不満と災害をもたらす。管理する力はそれほど大きな力を必要としないが、間違えば大きな影響がでる重要な「点」である。

 

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