セルフメディケーション(Self-medication) self-care

国民が受ける医療の質の向上と健康な体という財産づくり

自分自身で健康を守る

セルフメディケーションとは狭い意味で自己による薬物治療であり、広い意味では生活習慣による健康維持です。治療よりも予防や健康の維持を目的にしています。それは治療よりも予防のほうが効果的だし安全に行えるからです。

もし誤った判断であっても専門家の治療という選択肢が残っているといえます。治療を自己責任において行い過ちを犯した場合は取り返しの付かないことになるリスクもありますので、限界があることも知っておきましょう。

健康と医療

国益と自らの未来の為にいまできること。

自己責任において行う。それには健康的な生活を送る自己管理能力。健康に対する知識を身に付ける。正しい知識で薬を選ぶ。これらが自分自身に課せられる責任でもあります。間違った認識が自己の健康を害し、専門家への医療の負担を悪戯に増やし、医療費の増大にもなり国民全体が損をします。

だからと言って全てにおいて責任を感じて難しく考える必要もありません。「悪い習慣」は改める。自分自身で気づいていることを当たり前に直すことです。「わからないこと」は専門家へ必ず相談する。はじめからできる人なんていません。「何度でも確かめる」自信が持てるまでは勝手な判断は禁物です。

時代は確実に自己責任へとシフトしています。だからと言って残された人々を見捨てるような行為は本来の目的に反しますし、何の意味も持たなくなります。一人一人の健康に対する知識の向上と、実際の健康が見合った形になれば、医療費の有効活用(新薬の開発や施設の整備)と医療の充実(医師の負担軽減や教育機会の増加)につながると思います。

セルフメディケーションによる国民の健康は、国全体の活性化と経済的な好影響を与えます。国民の健康に対する意識が高まれば、今後は医療先進国として世界へ優れた医療の提供と国内国外の優秀な人材の育成、そして医療産業の発展となっていくでしょう。

健康管理と健康維持

健康で在り続けるためにやらなければならないこと。

健康とはどのようなものでしょうか。「悪いところがない状態」であるともいえますが一般的には【病気】【怪我】のない普通の体が健康と、いっているような気がします。一言に「健康」といってもいろんな使い方があります。

「体の健康」これが病気や怪我のない状態です。「心の健康」精神的に病気のない状態です。「生活習慣の健康」悪い習慣や環境に影響を受けない状態です。

セルフメディケーションでは体の健康について言及しています。メディケーションが薬物治療を示していることからも体に焦点を絞っている と考えますが、体と心はつながっていますし生活習慣が体を形成しています。広い視野で見るとき三つが揃ってこそ本来の健康へ近づくと私自身は考えています。

いくら健康に気を使っていると言っても、一つの悪い生活習慣が原因で病気になったり、そのために薬を使用していると言うのはなんだか違うと思うのですが。偽りの健康なら表面上は健康に見えますが内面では病におかされています。本来必要のない健康管理を必要とする万病の根源と言える生活習慣。見直すべきなのはそこからです。

自己治療の可能性にかける未来の医療

自らの知識を用いて自らをマネジメントする。

セルフメディケーションとは自己判断による治療(自己治療)または軽いケガの手当てが実際に行われるメディケーションです。具体的には薬を自分自身で選び使う。自分の判断で休息や体調の管理を行う。薬局に行って薬を購入し用法・用量を守り使用する。体温を測ったり体の信号に耳を傾けたりして睡眠をとったり食事を取ることです。

「症状の把握」自分の体のメッセージを的確に受け取ることです。「正しい判断」自分で対処できる範囲内かどういった治療が必要か導く作業です。「適切な処置」専門家への相談がもっとも有効です。知識が十分に付くまでは相談を続けましょう。

セルフ(自分自身)のできる範囲を認識し、それに見合ったメディケーション(治療)が有効で安全な方法です。セルフメディケーションの時代はまだ始まったばかりだと思います。これからは国民全体が歴史上の人物の名前や掛け算を覚えるように健康に対する正しい知識と自分の体の健康状態を知ることになっていくと願います。

ここから少しずつ知識を身につけていきましょう。興味を持って少しずつ覚えていけば誰でも多少の知識は付きます。一度にたくさん覚えようとしたり無理に頑張ったりすることは逆効果にもなります。自分自身の体と向き合いながら専門化との相談を繰り返すことが実践的な学習になるでしょう。

知らずして物事を判断することなかれ

間違った判断は命を落とすと心得ることだ。

自分の体のことについてどれだけ知っているでしょうか。何をすれば体に良いかまたは悪いかを的確に判断することができているでしょうか。あなたが持っている常識は実は危険な習慣だったりすることもあります。先入観を持たず正しい知識をもう一度身につけてくださいね。基礎的なことが全てにおいて一番重要なことであるのです。

健康は基本的に1.生活リズム(生活習慣)2.バランスの取れた栄養の摂取3.十分な睡眠、以上が常識の範囲内であれば極端に健康を害することはまず事ないでしょう。早寝早起きは生活のリズムをつくります。三食しっかり食べてその食事の内容が偏りの無いものであれば大丈夫でしょう。疲れを取るには睡眠が一番効果的です。健康に必要なものはごく当たり前のことです。特別珍しいことをしているわけではありません。

しかし現代は健康に望ましくないことが溢れているのが現状です。テレビは深夜までやっているし24時間営業のお店も在る。外食産業も発展し栄養の偏ったファーストフードが手軽な食事の手段でもあります。都会では明るい光が絶えず街を照らしています。子供の頃から様々な誘惑が取り巻く環境で育ちそれに慣れてしまうのでしょうね。

バランスのとれた生活

心の癒し(心の健康)

現代社会はストレス社会。最近こんな言葉を良く耳にします。日常や社会に溢れているストレス…いったいストレスとはなんだろうか。この言葉を使い出してから人々が過剰にもストレスに反応しているようにも見えます。そしてストレスが引き起こす様々な病気。社会問題にも発展している心の問題。

体内時計と健康

地球は一日に一回転して太陽の周りを一年で一周します。誰かが計算したかのように正確な軌道と周期を持っています。人間にも同じように一定の周期を持っています。それが「体内時計」です。お昼にはお腹がすき、夜には眠くなる。これは体内に地球の軌道ように正確に刻まれた感覚であるといえます。

体内時計はリセットできる。体内時計は実は25時間の周期を持っていて一日より少し長い。そこで人はどうしても夜更かしをしやすい構造であるといえますが、太陽の光を浴びることで、リセットすることができます。

規則正しい生活は健康への第一歩であり基本です。朝目覚めてから三食きっちり食べ十分な睡眠をとることは健康である為の条件です。一年中きっちり守らなければ死んでしまうというものでもありませんが、これを崩してしまえば他の全てに影響が出てくるのは必至です。

健康と食事

人間の体は元々体外から食べ物を取り込んでつくられています。たんぱく質や炭水化物、ビタミンなど聞いたことくらいはあるでしょう。食べ物を摂ることによって体に必要な栄養を取り込むことができるのです。体を形成している骨や肉、皮膚など元々は違うものでした。それを消化、吸収によって体内で分解、合成され人の体をつくっているのです。

栄養素の効果

私たちが食事などで得ている栄養。その栄養素の中でも特に人が活動する為のエネルギーとなる重要な栄養が三つあります。その三つ「三大栄養素」を知っているでしょうか。

「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」のことを言います。体のほとんどは水分で残りを構成しているのはたんぱく質です。臓器やホルモン、免疫体もたんぱく質でできています。炭水化物、たんぱく質、脂質これらはエネルギーとして使われます。

カロリー計算

人は生きています。それゆえに活動します。たとえ運動しなくとも肉体の維持の為に基礎代謝が起こります。ですから人は生きるためにエネルギーが必要になります。

そのエネルギーを一般的に「カロリー」で表します。寝ているときも起きているときも、走っているときも物を考えているときも呼吸をしているときも食事をしているときでさえカロリーを消費しています。カロリーがなくなるとどうなるでしょう。すぐに死んでしまうことはありませんがなくなる前に補給しないといけませんね。

炭水化物も脂質もたんぱく質もエネルギーとして使われます。たんぱく質は体を形成する筋肉などに変わりますが体内に十分なエネルギーが残されていない時は筋肉が分解されエネルギーとして消費されます。逆に消費されずに残ってしまったカロリーは脂肪などにかわり体に蓄積します。

普段の生活ではこの摂取カロリーと消費カロリーを計算することはないと思いますが、太り始めた時は摂取カロリーを控えるか運動などで消費カロリーを増やす必要が出てきます。

ダイエットと美容

女性であれば細く美しくありたいと思うのは当然のことなのでしょうか。憧れのスーパーモデルもとても細く身長も高く美しいと思いますが、それが健康といえるのでしょうか。

プロのモデルなら健康管理をしっかりして自分の体を美しく保つ努力を惜しまないでしょうから、細くても水ばかり飲んでいても健康である場合が多いのです。素人がマネをすると全てが中途半端に終わり痛い目にあうでしょう。たとえ細くなったとしても健康でなかったら意味がない気がします。細さと美しさもまた無関係だと思います。

そもそもなぜ過剰なほどに痩せたがるのでしょうか。肥満になってから元に戻そうとするのでしょうか。日頃からバランスよく保とうとは思わないのでしょうか。女性が求めなければならないのは健康的な美しさではないでしょうか。体の自己管理を怠ってサプリンメントや薬でリセットしようという考えが甘いのではないでしょうか。

適正体重を認識し運動などを積極的に行い、ほどほどの筋肉で体を引き締めれば問題なく素晴らしいと思います。水を多く飲み老廃物をできるだけ外へ出し、半身浴などで血行をよくして新陳代謝を高めることで体の中から自然と健康になれるはずです。そうすれば特別に何かをする必要もなく好きなものも美味しく食べれますね。

快適な睡眠と環境づくり

一日の時間は限られています。それに比べて人間は仕事や学校、残業や宿題、趣味に遊びに大忙しです。たぶん最終的に削られていくのは睡眠時間ではないでしょうか。あなたは一日何時間くらい眠っていますか。

5人に1人が睡眠障害であるといいます。眠りたくても何らかの原因で眠れない人や眠れない環境に陥っている、安眠できていない眠った気がしない等、睡眠が人生の3分の1を占めるというだけに大きな問題となるでしょう。

どうして眠れないのでしょうか。どうやったら快適な睡眠を得ることができるのでしょうか。睡眠の役割って知っていましたか。眠るということに対しての疑問は深く考えたことなどなかったと思います。夜になれば眠れる、それが人間というものであったはずなのに現代はそうではなくなっている。

睡眠を単体で考えてはいけないのです。睡眠は心身の回復をする活動で絶対必要なものなのです。心が疲れたとき体が疲れたときはそれに伴う休息が必要になるのです。もちろん回復する速さや効率も関係してくるでしょうが心身は使った分だけ休むべきです。

快適な睡眠の為には環境作りも大切です。リラックスできる空間の演出やゆったりした時間を過ごす。眠る時は眠ることに集中する(悩み事や心配事を忘れてリラックスする)他にも快適に眠る為に環境を整える努力をすればいい結果が生まれますが、やっぱり睡眠時間が犠牲になってしまうんですよね。

心身の健康 ストレスからの解放癒し

心が健康な人は体も自然と健康になる傾向があります。自然治癒力をご存知でしょうか。人間には本来自分自身で病気や怪我を直してしまうパワーを持っています。細胞を失っても再生し、ウイルス等に犯されてもそれら外敵と戦い正常な状態へ直してしまうのです。

薬や医療というのもこの自然治癒力を補助することで成り立ちます。生命活動が衰弱していくままでは薬を投与しても医療を施しても進行を遅らせるだけで回復とはならないのです。人が「生きたい」「生きよう」と元気にならなければ体の中にある60兆個もの細胞も死を待つだけとなります。

人の意識や人格は一つで一度に考えたり思ったりする思考や感情も一つだけのように感じますが、脳には無意識という領域があります。自分が意識しなくても呼吸や食事など習慣づいた行動はできますよね。細胞もあなたの意思で自由に動かせるわけではありませんが精神状態や感情に少なからず影響します。

健康には笑うのが効果的といいますが、ナチュラルキラー細胞というのが活発になるためだそうです。悩みや悲しみが続くと免疫力が低下するそうですが、笑いがあれば免疫力が高まります。3時間あれば確実に効果があるみたいですよ。作り笑いでも効果があるというのは驚き。以前鏡の前で笑顔を練習していたら気分だけは明るくなった。不思議である。

日本の優れた医療システムと医療費

日本の医療保険制度というのは世界でもきわめて優れたシステムだといわれています。誰もが医療のことをあまり気にすることなく生活を送り、いざという時は負担の少ない医療費で誰もが平等の治療を受けられるというものです。その構造を理解しているでしょうか。

医療保険制度を常識的に考えるといくつかの点が気になりました。たくさんのウェブサイトを閲覧しましたがどれもこれも難しく理解しがたいものでした。また説明しようとしても難しくなってしまいそうなので詳しくはまた別の機会にお話しましょう。そこでいくつか気付いた点の話をします。

まずシステム自体は国民全体を対象にした強制的なものである。これは悪いことではない医療保険制度を知らない人でも加入漏れが起こらないし、自分の意志に関係なく適用される。世の中には変な人がいるもので便利な制度があっても使わない人がいる。そんな人でも強制なら使えますからね。

小さな掛け金で大きな保障。保険のCMではございませんが元々みんなで小さく助け合って大きく助けてもらうというのが保険のシステムのはずです。それは保険料を納める人がたくさんいて使う人が少ない場合の話ですよね。何らかの原因で使う人が以上に増えてしまった場合はどうなるのでしょうか。

保険料を納める人(被保険者)と医療を受ける人は同じ。医療を施す機関と医療費を受け取る機関は同じ。保険料の徴収と保険料の給付をするのは保険者(運営する者)である政府です。お互いは関連しておりバランスをとることでシステムが機能します。バランスが崩れた場合にはどうなると思いますか。

医療費の増大と高齢化社会そして医療保険制度

単純に考えても少子高齢化つまり子供は生まれていないのに高齢者が増えている。すでに子供の数は激減しているはずです。それは将来の大人の数が激減する > 労働者の生産力が減る > 国の規模や力が縮小する。ということになれば医療費は高く、医療機関も少なく、労働時間は増えるかもしれない。(専門家ではないのでわかりかねます。)

国民の生活は「生産」と「消費」が行われて「経済」というお金の流れができる。人が少なくなるというのはお金の流れが細くなる可能性がある。お金は雨のように降っては来ない。汲み上げなければならない。でも使う消費者はいっぱいいる。だから細くなった流れを速く長い時間動かしてやらなければならない。

その経済の側面で医療保険制度が動く。細いお金の流れでは医療に掛かる費用はまかないきれない。保険でそれをカバーするにも力の縮小した国では出来なくなる。それでは設備や人材などに多額の費用がかかる医療にはお金を払えることが出来なくなる。最悪の場合は医療機関の経営が悪化し医療の品質を守れなくなる。

だからといって保険料を上げるのはどうかという話である。

医療費の増大は国の財政に負担を掛けている。

医療費には税金が含まれています。医療費が膨らむのは国にとってもいいことではありません。医療費のために税金が多く徴収されては国民も大変でしょう。国の財政が豊かなら問題ないかもしれませんが現状ではどうでしょうか。国債の発行額は巨額に膨らんでいます。

医療システムの破綻や日本という国の破綻も可能性がないとはいえない状況である。もちろん何もしなければその可能性はグッと増える。徐々にではあるが増税や法改正などが進んでいるのはそれに対して当たり前の反応だろう。人が死ぬのを拒むように国とて崩壊するのは恐ろしいのである。

医療費の削減、医療の充実、医療先進国へ

もし医療費が大幅に削減できるアイデアや技術などがあればどうなるでしょう。考えてみてください医療費が減り国民が健康な社会を・・・それがどんなメリットを生むでしょうか。

2つの経済的メリットがまず挙げられます。国の負担が少なくなる。国民の負担が少なくなる。そして医療機関にも労働の負担が減り余裕がうまれます。医療機関の収入は減ってしまうかもしれませんが、負担の減った分を医療設備の整備や技術開発・研究、人材育成など幅広く投資でき更に医療が発展するスパイラルの発生です。

技術力を海外で売ってもいいし災害援助や医療支援活動など海外での積極的活動に活かしてもいいと思います。投資機関を設立して海外での設備投資や技術開発に役立ててもいいと思う。可能性はいくらでもある。そのためにはまず解決しなければならない問題がある。

高齢化社会では医療費の増大が見込まれる。

「高齢者の医療費は年々増加している」というのも高齢者の人口が増えているからであろう。単に寿命が延びているからと解釈することも出来る。問題は人口があまり増えていないつまり出生率が低い、生まれる子供の数が少ないということである。

高齢者の健康管理費 少子化で負担者の減少による税収入低下

少子高齢化に伴い高齢者の健康を維持する財源を確保してくれる「元気な若者」がどうしても少ないということである。もしかしたら高齢者の保険料増大よりも出生率の低さや納税の義務を怠る被保険者の問題なのかもしれませんね。

医療保険制度が破綻しかねない

最終的な現在の意見ですが、よくよく調べるとまだまだ情報には曖昧な部分が多数あるようです。世界における日本の医療制度は優れていて、医療費負担も先進国で最低水準だそうです。欧米諸国にくらべ医療費負担は少ないのに受けている医療の質は高いほうです。世界最高の医療制度だそうです。

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